料理も毎日作っているとマンネリ化して、何か新しいものを取り入れたい、食べてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、簡単すぎて美味すぎる、いつもとひと味違うパンツェッタを使った絶品パスタを作ってみた模様を書いていきたいと思います。あなたの毎日の食卓に新しいイタリアの風が吹いちゃいますよ(^_-)-☆
パンツェッタは豚ばら肉の塩漬けの事で、コレをいつものベーコンの代わりにパスタなどに使うと最高なんです。
そんなもの家庭でできるの?と思った方も多いと思います。それが、すごく簡単にできちゃうんです。プロの料理人でない私でも、すごく美味しくできましたので、ご紹介していきますね。
注:私は2回作ってなんの問題もありませんでしたが、この料理は、生の肉を長期間保存しますので、食べるときは必ずよく加熱した方がいいです。また、私の身体が丈夫なだけかもしれないので(笑)、自己責任で作ってください。
必要な材料
1、豚ばら肉 分量は作りたい分だけ、2kgくらい丸ごと作っちゃう人もいます。
2、塩 たくさん。肉500gに大さじ4くらいでしょうか。塩漬けにしますので、多めです。塩味は後で調整できますので、心配なく。
3、ハーブミックス 塩のみでもいいです。作りたい料理にあわせて決めましょう。
とっても簡単、作り方
1、お肉を塊のまま水気をしっかり拭いて、フォークなどでたくさん穴をあける。
塩を浸透させやすくするために、フォークなどでたくさん穴をあけていきます。
2、塩を肉全体に擦り込む。
塩は結構大量使って、表面すべてに擦り込みます。塩漬け工程後、水で洗う『塩抜き』とゆう工程があり、塩味はそこで調整できますので、あまり深く考えずに、多めに擦り込みます。
※いろんな料理に応用したい場合や、豚ばら肉そのものをシンプルに味わう料理に使いたい場合は、塩漬けのみでもいいです。
イタリア感をバンバン出したい時は、塩をなじませた後、いろんなハーブをこれまた塗りたくります。色々なハーブの混ざったハーブミックスが便利です。
3、キッチンペーパーで巻いてタッパーなどに入れ冷蔵庫で5日~7日くらい塩漬けにします。あとは基本ひたすら放置。簡単すぎる(笑)
4、途中、3日目くらいでキッチンペーパーを取り替えます。
5、5日~7日経ったら、ペーパーを取り、水洗いして『塩抜き』します。
そんなに長時間水で流さなくて大丈夫です。(そもそもパンチェッタは、しょっぱいものらしいですし)私は500グラムぐらいの肉の大きさで、5分くらい流水につけましたが、旨味がしっかり出ていて、全然しょっぱくもありませんでした。
※さらっと水で流すだけだと少し、しょっぱいです。
ここで大事なのは必ず味見すること、このくらいかな~と思うまで塩抜きしたら、少しカットして、しっかりと火を通して味見をします。
6、味が大丈夫そうでしたら、乾燥工程に入ります。キッチンペーパーで、肉の水気をしっかり拭いて、バットにのせてそのまま冷蔵庫に入れて乾燥させます。
5日から7日位で完成です。お料理に合わせてカットし、よく加熱してめしあがれ。
パンツェッタ~作ってみた~レポート
わたしが今回使ったのは、カナダ産の豚ばら肉。国産豚で作ったら、元々の豚が美味いのか?とわからなくなってしまうし、こんな安いお肉でもこんなに美味しくなるんだな、ってゆう方がいいなあと思ったので、こちらにしました。
1回目作った時は、素材の旨味が分かり易いだろうと思いまして、ペペロンチーノにして食べてみました。(肉もハーブはつけず塩のみにつけました)
口に入れた第一印象は、冗談抜きで『甘い』でした。豚ばら肉の旨味の部分が塩漬けによって、強烈に引き出されたことによるものでしょう。
2回目は、イタリアンハーブミックスを買ってきて塩の後につけてみました。
こちらは、トマトベースのパスタでいただきました。塩抜き工程で水洗いしても、何日も寝かせてあるので、しっかりハーブのいい香りはついてましたよ。
実際作ってみて得た教訓がひとつあって、パンツェッタは豚ばら肉なので加熱してると油が出て、かなりちっちゃくなってしまいます。なのでカットは気持ち大きめがいいと思います。
そして、分量も多めがいいです。上の写真の普通盛りパスタを2人前で、400g~500gくらいあったほうがいいと思います。
いかがでしたでしょうか、他にもピザや、グラタン、サラダなどいろんな料理に使えて、いつもとはひと味違う料理にしてくれると思います。簡単でいつもとはひと味違う美味しい物が作れるなんて最高すぎますよね。
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毎日の生活の中にちょっとした楽しみを盛り込みたい、そんなあなたにもパンツェッタ作りはいいかもしれませんよ。
熟成させている間じゅう、日々のふとした時に、「あ、今パンツェッタ寝かせてあるんだ、楽しみだなあ❤️」と思い出して、その度に嬉しい気分になれます。
日々の中に小さい喜びを埋め込むパンツェッタ作り。時間がかかるからこそ、出来上がりの喜びが爆発しますよ。
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